12月9日 海の見える公園に向かった
12月9日
昨日の深夜3時ごろ歩いて40分くらいの距離にある海の見える公園に向かった。
私は歩きながらなぜ自分が今まで仕事がお金のためにやるものだと気が付かなかったか考えてみた。
おそらく19歳から一人暮らしを始めて自分のやりたいことをやるために時間を使い、生活費はアルバイトで稼ぐという習慣ができてしまったからだと思う。
そして今までそんなめちゃくちゃな生き方でなんとか生きてこれた。
別に正社員として働かなくても生きていけるという感覚が自分の中にあったのだ。
だから夢を追いかけることをやめて正社員になると決めた時に自分の一番やりたいことを選んだ。
これが一番の失敗の始まりだった。感情で仕事を選び、好き嫌いで仕事をやれば必ず嫌いな面にぶち当たりそこでやめてしまう。
好きで始めたものだ嫌いになり、仕事をしなくても生きていけるならわざわざ続ける理由はない。
次の仕事はお金のためにやると決めている。それでも自分が感情で決めそうで怖い。
O型のロマンチストな一面は仕事には必要ない。
大切なものを守るためにはお金が必要なのだ。
この前大井町の居酒屋で先輩とお酒を飲んだ時にそう言ったけど、私にとっての大切なものってなんだろうって考えてみた。
この間地元に帰った時に中学生の時の卒業文集を読み返してみた。
私は何度も読み返しているので頭に入ってるのだけどそれでも読み返してみた。
私はみんなと同じようなことを書いていた。
受験が終わった私は自分の将来について考えてみました。すると自分がどうなりたいかはわからず不安になりました。けど友達と一緒にいたらその不安は消えました。
将来は辛いかもしれないし、きついかもしれないけど友達がいたらどんなことも頑張れるような気がしました。
今よりもっともっと誤字脱字が多く拙い文章だった。
それを読み返して私は一生私なんだろうと気付かされた。
将来の夢なんて私は見つけられない。友達と遊ぶのが大好きな少年のまま年を取り大好きな思い出を作りニヤニヤしながら日記を読み返して死ぬ。
これが私の大切なものな気がする。友達とか思い出。
高校から日記を書き始め、ブログを書いているのも思い出を残しておきたいのだ。
地元の友達も何人かは今でも頻繁に連絡をとるけどほとんどの友達は何をしているのか知らない。
その残った友達と一生遊べばいい。みんな結婚したらたまに遊べばいいや。
海の見える公園につくと絶景が見えるところまで歩き始めた。
そこには木に囲まれていて長い一本道がある。夜は何も見えず街灯の光が少しあるだけ。
暗くて怖いけどワクワクする。
私はそこの道を歩いていると好奇心について考えさせられる。
人は将来がどうなるかわからないか楽しいという部分がある。
これからどうなるんだろう。もっともっと先に行ってみたい。
これが進化の過程じゃないだろうか。
青年は自分は将来ビックになると見えない将来に期待する。
しかし大人は自分の可能性を合理的にどうなるのか判断して老けて行くのだ。
その長く暗い一本道を抜けると絶景がある。
海をまたいで夜景の見える場所だ。
自分だけが知っている秘密の空間(嘘)
そこで午後の紅茶を飲みながらベンチに座る。
絶景だ。この景色をいつか彼女と、、、なんて妄想を膨らます。
お金の使わないデートにげんなりするかな(笑)
そんなことをしていたらいつの間にか朝になっていて一人でぼそりと呟いた。
帰ろう。。
もし家に妻が待っていたら最高だろうな。
O型のロマンチストは止まらない(汗)
朝マックを買って家に帰りましたとさ。
おしまい。